症例紹介1 胸腺腫

1.胸腺腫
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル 9歳雌

【主訴】
夜寝ている時もガーガー呼吸をしている

【検査】
胸部レントゲン検査にて7cm大の腫瘤を認める
エコー所見や細胞診から胸腺腫を強く疑った

【治療法】
外科手術
摘出後の病理組織学的検査にて『胸腺腫 完全に摘出』との診断を受けました。

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手術画像

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左側の肋骨と肋骨の間から切開をしていきます。

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開胸しました。黒丸で囲っているところが腫瘍です。

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摘出しました腫瘍です。

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閉胸し、皮膚の縫合を終えたところです。右上には術後管理用の胸腔内カテーテルが見えます。

【予後】
2週間後抜糸を行い、経過を追うことが出来た約2年間再発することはありませんでした。